「日向…ちゃん?

今は蓮の生命力を信じて待ちましょうよ

おじさんは二度とそんな考えしないで下さい!!」




「……そうだな…

私は何てことを考えてたんだ…

ちょっと外で頭を冷やしてくる」




「そうした方がいいですよ」



…麗子さんって何者?




「失礼ですが……あなたは誰ですか?」



「私?私は蓮の従姉の

“東宮麗子”

ちなみにそこのメイドは私の妹の“歌音”(かのん)」



…従姉?



そうだったんだ……



「日向ちゃん辛いだろうけど蓮を信じて待ちましょう」




「はいっ……」