「っ……れっ…ん」



道行く人が私たちを見てる

愛武も時間が止まったかのようにその場から動かずに
キスされてる私を見てる



お願い…愛武

蓮を止めてよ…!!!!!!



私…酸欠でもう…意識が……




「っ…はぁはぁはぁ……」



意識を失うギリギリの瞬間


離してくれけど



酸欠で頭がぼーっとしてその場に座り込んでしまった



そんな私の様子を見て

蓮は満足そうにニヤリって笑って

私の横を歩いて通り過ぎて行った