ポタポタ………
私の目から涙がこぼれた
「……みーくん………」
私の涙声が狭いワンルームに溶けて消えていく……
「ねぇ…みーくん……」
涙は次々こぼれ落ちて……
胸は張り裂けそうに痛い
「逢いたいよ……みーくんっ…」
泣かないでがんばる
そう約束したのに ごめんね
春、桜を見ても
夏、花火を見ても
秋、高い空を見ても
そして冬
積もる雪を見ても………
想うのは みーくん
君のこと だけです
だから ごめんね
今、泣き止むから………
あと少し もう少し
みーくんを想って泣かせて…
そうしたら また
がんばって自分の人生
1人で歩いていく