ズキズキズキズキズキズキ…



胸の痛みに耐えるために



ぎゅっ


唇を噛みしめた



寝言でそんな事を言ったんだ



私…………




「彼氏……はいないんだよね?
だったら忘れられない人?」




みーくんに少し似た人に



なんで そんな事…………




「あなたには関係ないです」




私は強く須藤さんをにらみ付け



ベッドから立ち上がった



まだ足がフラフラしたけど




こんな所にいちゃダメだ





「待ってよ!」



グッと強い力で腕を捕まれて




ベッドに引き戻される




「………きゃ……」



ボフッ


ベッドに倒れこんで須藤さんに手首を捕まれる