「私が…………?」



「そうだよ
『もう疲れたよ。1人きりはもう嫌だ。もう歩けない』南ちゃんは何回も言ったよ」





全然、記憶にないけど……



うつむく私に




「飲み過ぎたから………
ではないよね?」




須藤さんは私の隣に座って



頭をなでた




「ここはね、ラブホだよ」




「………え?」



ラブホ………



ザワッ…………


背筋に悪寒が走る



怖い
急に恐怖感が身体中を支配して




ギシ…………


須藤さんから離れるように
ベッドの上、一歩下がる




怖い………



やだ、どうしよう………