みーくんは私のお兄ちゃん




その言葉が頭に浮かぶと





…………耐えられない





胸に激しい痛みが走る




深く切り刻まれるように



ずんと重い胸の痛み



楽しそうに盛り上がる



みんなの声が




どんどん遠く離れて行く……










「…………南ちゃん?」





遠く遠くに聞こえる
須藤さんの声




やっぱり全然 違うや………