時間は流れた


春休みは何もやる気に慣れなくてボケッと過ごした


ダメージでかかったんだ。





ピンポーン


「……」


ピンポーンピンポーン……



「………」


ピンポーン




「おい誰も居ないのかよ」

俺はゆっくりと玄関に向かった




扉を開けたら幼馴染の松尾 莉加と親友の永丘 佑がいた



「亮太生きてる?」



「何だよお前ら」





「失恋した親友を心配しちゃいけねーのかよ」



「もういいから上がれよ」



「はーい」

「お邪魔しまーす」



2人はとことこと俺の部屋に進んだ。