優里は小さい頃から霊感があり、あたしの悩んでる事とかをよく当てている。


「真理子…なんか考え事してたんじゃない?」



「うん……なんか最近変な夢ばかり見るんだよね……」



「他にも有るんでしょ?」


「携帯がおかしいの…」



「おかしいってどんな風に?」



あたしは夢の事、そして携帯に来るはずの無い着信がある事を言った。

この時はただ…
ー嫌な予感が当たりませんように…ー
それだけを思いながら。