「それ、いくらですか?」



紫海がじいさんに問いかける。すると、言わん!と駄々をこねるじいさん。



それぐらい教えろよと思ったが、俺は言わなかった。
じいさんの言葉に拗ねる紫海も結構可愛かったから。