ーある日ー

翔「あのさ、この間のことなんだけど。。。」

由「この間のこと??」

翔「覚えてないならいいんだ。忘れて。」

それだけ言うと彼は、教室から出て行ってしまった。そんなことを思っていると突然先生に呼ばれた。

先「西音寺、ちょっといいか??」

由「はい。」

私はそのまま職員室へ向かった。

先「西音寺、お前に頼みたいことがあるんだがいいか??」

由「あっ、はい。何でしょう??」

先「このプリントをまとめてクラス分作ってほしんだが。。。お願いできるか??」

由「別にいいですけど、なんで私なんですか??」

先「いや~、お前が暇そうに見えたからな~。」

由「暇そうってなんですか~?」

先「まっ、いい。これ今日中に頼むな。一人じゃ大変だろうと思って高岡にも頼んでおい た。じゃ、頼むな。」

そう言って先生は職員室から出て行った。私は仕方なくプリントを持って教室に戻った。