この時から皆が感じていたのかもしれない
"死ぬ"
かもしれないと言う恐怖を……
そして画面は切り替わり、次は四人の名前が書かれていた。
それも赤色で……
『誰か先に死ぬか決めてね?』
「何なのよ……」
「ヤダ!!
あたし、死にたくない」
「死ぬのは優華で決まりでしょ?」
口元だけで笑いながら岬が言った。
「な、何言ってんのよ!?」
そんな岬に優華は青ざめた表情をしていた。
「岬話し合おうよ?」
春奈は岬を説得している。
「元々こうなった原因はアンタにあるんだから当然じゃない?」
岬は"優華"と書いてある画面にタッチしようとした。
「岬、待って!!」
「何?
じゃあ春奈が代わりに死んでくれるの?」