目覚まし時計で目が覚める。


「夢…。」

この間見たものと、同じ風景だった。


「あの二人って、わたしとアレックスなのかな。」

今日、仕事が終ったらアレックスに電話しようと思っている。

机の上には、おとといクシャクシャにしたアレックスの電話番号が書かれた紙が伸ばしてある。