「ごめん、なんか、体調悪くて、頭に響いちゃって。もう大丈夫。本当にごめん。」


「いや、ごめん。そうだよな。なんかテンション上がっちゃって。」

拓也が謝る。

「いや、拓也は悪くないから。ごめん。」

「ヤヨイ、大丈夫?お昼まで少し時間あるし、横になったら?」

お母さんがキッチンで何かを切りながら行った。

また、お母さんを心配させてしまった。