朝が嫌いになった。

今日、朝が非常に嫌いになった。


だって、朝、行ってきますと家を出たら、黒塗りの車が停まっていたから。


昨日の拓也といい、何故わたしの出勤を邪魔するんだ。


車から、じいやが降りて来た。

アレックスはいないようだ。

残念なような、ほっとしたような、そんな感覚に陥る。