「公園行こう!」

わたしは焦って拓也の腕をつかんで公園まで引っ張った。


「何なのよ、朝から!」

「質問の答えは?」


ここはしらばっくれる方が良いのだろうか。

「お、覚えてないわよ!なんで拓也にわたしのプライベート話さなきゃならないのよ!」

すると拓也はあからさまにムカついた顔をした。


拓也は、どうして昨日のことを知っているのだろう。

ていうか、本当になんでこんなに怒ってるのだろう。