お姉ちゃんがわたしを追ってリビングに入って来た。

「それだけじゃないでしょ?」

「うん、まあ、そうなんだけど…あ、温めるの手伝ってよ。チンするの。」

「…はぐらかすわね。そんなに衝撃的なこと聞かされたの?」


ばれたか。
頑張って話をそらしたのに。