『ごめんなさい。やっぱりすぐ返事を出せない。』

『当たり前だよ。』

『日曜日に発つんだよね。何時発?』

『10時30分のフライトだよ。』



『じゃあ、もしも、Yesの答えが出たら、その時間までに空港に行くわ。』

『本当!?』


アレックスは嬉しそうに顔をあげる。

そこまで嬉しそうな笑顔を向けられるとなんだか照れる。