この間はあまり見なかったけれど、すごく豪華な部屋だ。

きっと、スイートルームってやつだ。


『お待たせ。えっと、まず何から話そうかな。』

コーヒーカップを二つ持って、アレックスがわたしの向かいに座る。

『じゃあ、さっきの続きを。』

『俺とアイの関係?』

『うん…幼馴染みだよね、たぶん。』

『正解。』