『ぜんぜん構わないよ。』

『明日、午前中は仕事があるんで、夕方から会えますか?』


『いいよ、じゃあ、この間初めて話した、あの道で待っているよ。その後また君をこの間のホテルに連れて行くよ。俺、今ここに滞在しているんだ。』


普通なら年頃の女の子をホテルに連れて行くなんて論外なのだが、アレックスにはそういったデリカシーがないのだろうか。