「好きだよ…宮地……」

「愛って、呼んでよ…」

「好きだよ……愛」

「私も大好き……透」


「来年には、ちゃんと結婚式をしような?」

「本当に?」

「ああ、おまえに本物のヴァージンロードを歩かせてやるから」

「ありがとう……」

「ウェディングドレス姿のおまえは、きっと綺麗だろうな」

と、先生が笑顔を私に向けた。