「大丈夫だよ、どこかに行っちゃったりなんてしないから……」








のぞはあたしの背中を撫でながら、ずーっと話を聞いてくれた。








「ありがとう、のぞ」








本当に、ありがとう。








「のぞが友達で、本当によかった」








「困ったときは、お互い様でしょ☆」








もう一回のぞにお礼を言って、あたしは自分の家に帰った。