それに、幾斗クンが転校するときも






「あたし諦めないから!」






と言われたこと。





だから幾斗クンは唯が転校してくることを






なんとなく予想してたこと。






こんなに幾斗クンはあたしに秘密があったんだ…






そう思ったら急に悲しくなって、





涙が溢れてきた。