「どーしたの?」




「のぞ…」




のぞが心配して話しかけてくれた。





きっと今のあたしおかしい。






なんて答えればいいの?





唯のことを言ってもいいの?






どうすればー…





「授業サボろっか♪」




「…?」




サボる?イキナリ?





まだ状況が呑み込めていないあたしの手を引いて、のぞは図書室に向かった。