「私、藤澤 那槻と言います。連絡先は、携帯にお願いします。」

「携帯番号お願いします。」


「あっ!!ハッ!ハイッ!080-0000-××××です。」


「復唱致します。080-0000-××××でよろしいでしょうか?」


「ハッ!ハイッ!よろしいです!!」


「ぷっ・・・っ!失礼致しました。それでは私、河村がお受け致しました。後ほど、担当の者から連絡致しますので。お電話、ありがとうございます。」


「お願いします。」


「失礼致します。」


那槻は、携帯を切ると大きな溜め息をついた。