「ごめん、大丈夫だから。このタオル、もらっていい?捨てとくから。」



泣き疲れてだるい体をひきずりながら、あなたに伝える。



部屋のドアを閉めた瞬間、微かな声が聞こえた。




“ごめん”、と。