「一緒に風呂、入ろ」

これまた…20年ぶりくらいな事を口にすると。

梓は頷いた。

さすがに今日、これ以上は拒否されると思ったのに。

「疲れてない?嫌だったらいいんだよ?」

今までの遊びならば、絶対にこんな事を言わないのに。



梓が大切だから。



「うん、大丈夫。
嫌じゃないから…今は出来るだけ一緒にいたい」

その言葉に再び俺は梓にキスをした。

何度も何度も…