真左人に掴まれた、おぞましい感触が今も残る。
下着の中にまで手を入れられてしまったのだ。
「体洗わなくっちゃ……」
誰に言うとでもなく呟いた晶は、昨日着て洗濯していない長袖のTシャツをかぶり、ベッドに倒れこんだ。
ホンの少し眠っただけと思ったが目を覚ますと時計の針は夜8時をさしている。3時間近く眠ったらしい。
変な体勢で眠ったせいか体の節々が痛む。何処となく熱っぽく風邪を引いたかもしれなかった。
だるい体を起こしながら階下へ向かう。
リビングには母の貴子と一緒に関口隼人が談笑していた。
晶の姿を見て二人とも話すのを止める。
「おはよう晶。よく寝てたから起こさなかったの。ご飯食べる?」
「いらない……風邪引いたみたい」
下着の中にまで手を入れられてしまったのだ。
「体洗わなくっちゃ……」
誰に言うとでもなく呟いた晶は、昨日着て洗濯していない長袖のTシャツをかぶり、ベッドに倒れこんだ。
ホンの少し眠っただけと思ったが目を覚ますと時計の針は夜8時をさしている。3時間近く眠ったらしい。
変な体勢で眠ったせいか体の節々が痛む。何処となく熱っぽく風邪を引いたかもしれなかった。
だるい体を起こしながら階下へ向かう。
リビングには母の貴子と一緒に関口隼人が談笑していた。
晶の姿を見て二人とも話すのを止める。
「おはよう晶。よく寝てたから起こさなかったの。ご飯食べる?」
「いらない……風邪引いたみたい」