何度目かの沈黙で晶が話題を必死に考えていた時、ウエイトレスかと思った人影がテーブルまできて足を止めた。
「晶ちゃん、一緒にいい?」
顔を上げると人影は義姉の利那である。
嫌だとも言えずに晶は体を窓際に移動させた。
「買い物帰りに喉乾いたからお茶しようと思って……そしたら晶ちゃん見えたから」
聞かれる前に利那は口を開いた。
「ごめんなさいね、お友達といっしょだったのに」
「いえ……あの私、晶さんと同級生の」
「小山真澄さんでしょ?」
「えっ?」
「知ってるわよ私も蓬莱学園で働いてたんだから」
「あっそうか」
「晶ちゃん、一緒にいい?」
顔を上げると人影は義姉の利那である。
嫌だとも言えずに晶は体を窓際に移動させた。
「買い物帰りに喉乾いたからお茶しようと思って……そしたら晶ちゃん見えたから」
聞かれる前に利那は口を開いた。
「ごめんなさいね、お友達といっしょだったのに」
「いえ……あの私、晶さんと同級生の」
「小山真澄さんでしょ?」
「えっ?」
「知ってるわよ私も蓬莱学園で働いてたんだから」
「あっそうか」