誰も、犯行がバレているとは思っていないから

あやしい動きはしていないか…

「んで、誰が犯人なんだよ」

晁斗が携帯灰皿に煙草の吸殻をいれると、早く真犯人を教えろと言わんばかりに催促してきた

「その前に、2人ほどの身体検査をしてください」

俺は室内にいる私服警官を見た

「え?」

警官の一人が驚いた顔をした