「ねえ渡月君、本多君てどういうのが好きなの?」
おお~蒼奈がノリノリだ




「どういうのって言われてもなあ。そんな話したことないし」



「高いとこだめとかは?」



「聞いたこと無いよ」



「じゃあ決定!!」
パンッと手を叩いた蒼奈の目線の先には………





「なにあれ?」



ひきつりながら問いかけるわたしに笑顔で答える蒼奈




「知らないの?ここの目玉の絶叫コースターだよ」