「もうこんな時間か。早よ戻らな閉め出されんで」



ケータイを眺めながら、渡月はわたしの手を引っ張っていく


ドキドキ
男の子と手つないだことなんてないよぉ(汗)



みんなのところに戻るまでが永遠に感じた




・・・・・・・・・・・



戻ってから香澄たちに色々聞かれたけど、適当にかわして布団に潜った





渡月がすること、言うことにいちいち反応してしまう自分がいる



それに、いつの間にかアイツを目で追ってる




もしかして、わたしアイツのこと…