あ~思い出した
これも昔、渡月にされてたんだ



わたしより小さいくせに、なにかあるとくしゃくしゃしてきた



そんな事がイヤじゃなかったんだ
むしろ、好きだった


「なぁ、準音」



「な、なに?」



「お前がいるってことは真祐もいんねんなぁ、こっちに」



え?
なんだ、真祐のことかよ…



「うん、いるよ」



「そっか~、久しぶりに会いたいなぁ。今度お前ん家行ってええ?」



ん?
渡月が家に来る!?

「あかん?」



こっちを振り返りながら言うんだけど、おんぶされてるから顔が近いよ///
「い、いいよ。別に」



「よかった♪楽しみやな~」