「やっと着いた~」

「今日はおつかれ~」

「バイバーイ」


駅に着くと、みんなそれぞれ帰っていって、残ったのは俺と準音になった



「俺らも帰ろか」


「え!?う、うん」



……なにを慌ててんねんコイツは




帰り道は巧斗と香澄ちゃんについて、あ~でもないこ~でもないと話した


気付けばもう準音の家の前やった



「今日はいろいろゴメンね・・・朝とか、それとか」


準音の目線の先には、ベッタベタのシャツ
「あぁこれか、まあ気にすんな。それより真祐にちゃんとお礼やで」



準音はニコッとうなづいた