ぺしっ!!




頭を叩いた音が響いた



「イッタ~い、何すんのよ~!」



準音は真っ赤な顔をしながら俺を睨んでる



でも、そんなことはお構いなしに俺は頭をつかんだ




「ここは遊園地のお化け屋敷やぞ


誰か人が絶対来るはずやん


それに香澄ちゃんたちも俺らが来いひんのわかるやろうし、誰かに言うてくれるって



せやからとりあえず落ち着け、な」