その後も
「次何乗る~?」

「あれにしようよ」

「でもあっちの方がよくない?」





なんて話してるけど、正直そんな余裕今のわたしにはない




ボーっと歩いてると香澄がよってきた




「ねえ準音……って、大丈夫?顔色悪いよ」




「結構大丈夫じゃない。わたしには刺激が強すぎたかな~」



笑いながら言ったんだけど、顔がひきつってるのは自分でもわかった




「そっか~あ、準音ちょっと待っててね」



そうして走っていく香澄