「あー、楽しかったー!!」



レイカとマミを駅まで送ってから俺と純は家路についている。


「疲れた…眠っ…」

「とかいって、廉くんたら何気に二人のメアドゲットしちゃって…すみにおけないなっ!!」

「あぁ、聞かれたから」

「聞かれたから、だって。まったく、クールなんだからー。素直に喜べよ!!」



と言われてもなぁ…



「あ、じゃあ俺はここで。また明日学校でな!!」

「あぁ、またな」



純と別れて少し歩いてると
携帯が鳴った。

画面を開くと新着メールの表示。

見てみるとレイカだった。


―――――――
レイカ
―――――――
レイカだよ☆
―――――――
さっそく初メールしてみたよ。
今日は駅まで送ってくれてありがとう。
超楽しかったね!!
また遊ぼうよっ!

―――――――



とりあえず返信しないとな。
えっと…



【…が……って…~】



「え?」



ふと、声が聞こえた。