それでも私は


自分の気持ちを貫こうとする。




「うん。ごめんね・・・。

おじさんおばさんにもよろしく・・・。」





「わかったよ。元気でな・・・。」



タイちゃんは涙を拭きながら、


そう言ってくれた。





私は、鬼だ。


男の人を泣かせてまで選ぶ道なのか・・・・?





きっと、


誰も喜んではくれないだろな・・・。



友達、


私の両親、


タイちゃんの両親。




あんなにみんな


応援してくれていたのに。




私はみんなを裏切った???


私は


ほかの人を好きになってしまった。





タイちゃんじゃない他のひとを・・・。