大声で叫んでたあたしの声を制止するみたいに、冬歌はさっき以上に冷たい瞳で、あたしを睨んでた。


その瞳に。


あたしは言葉を続けることができなくなった。

だから心でいい続けてた。
冬歌を見つめながら。


らしくない恋に、悩んでる冬歌なんて!


あたし、見たくない!