次の日。
学校には健哉の姿があった。

あたしに気づいた健哉は人がいない廊下へ引っ張って行って

耳元で


「昨日はありがと…//また、千春からキスしてねっ♪」

って囁いた。


健哉の意地悪な笑顔にあたしはただ顔を赤くしていた。