初めて来た家のキッチンを勝手に使うのはどうかなぁって迷ったけど、あたしは卵のお粥とリンゴを剥いた。

「健哉ぁ〜、出来たよっ♪」
部屋に入ると健哉は可愛い寝顔で寝ていた。

「可愛い…」
思わずそう言った。
寝てるから大丈夫!って思ってたら…

「そんなに見つめんなよ…」
ほっぺを赤くしてニヤッと笑った。

「…//お粥、出来たよ…///」
健哉、起きてたの…?
恥ずかしいじゃんっ…//

「おっ♪うまそう〜☆千春、食べさせて?」
可愛い顔でおねだり…
ズルいなぁー

あたしは健哉の可愛い顔に負けて、食べさせてあげた。