『もしもし?』

「もしもし!健哉っ!?」
健哉がすぐに出てくれてちょっと安心。

『おぉ〜千春♪』
「ごめんね…。電話してくれてたのに。寝てたっ」

健哉、怒ってるかな…?

『しょうがないなぁ〜。でも…』

「でもぉ…?」
何ぃ〜…!??

『これからデートしてくれたら許してあげるっ♪』

えっ…!?
「デートぉ!?今から??」

『そっ♪今から。駅前で待ち合わせなっ』
「うん!!わかった」

あたしは電話をきって急いで準備をした。