「ありがとう…千葉くん☆」
「あのさっ…」
そう言うと千葉くんの顔が近づいてきた。
ドキッ…!!
鼓動が高鳴った。
「なんで、俺の事まだ名字で呼んでるの?」
そうだ…
あたし、まだ“千葉くん”って呼んでた。
「ごめんね。」
「じゃあ、ちゃんと呼んで?」
甘えた顔でそんな事言われたら…
呼ばなきゃね。
「……んゃ…//」
恥ずかしくて、声が小さくなってしまった。
「ん?何?聞こえないー!」
すると、また少し顔が近づいてきた。
息がかかるくらいまで。
わかった!!
ちゃんと言う!!
頑張れ!!あたし!!
「…健哉…//?」
なぜか、疑問系。
健哉はニッコリ笑うと
「合格☆」
と言ってくれた。
「じゃあ…もう一回♪」
そう言ってまたキスをした。
健哉って……
キス魔…?