こうえんのベンチにすわってるとねむたくなった。


ベンチにねてると、



「あつし、あつし」


だれか、ぼくとおんなじなまえのこをよんでる。



ぼくじゃない、ぼくはいらないこ。



こうえんにだんだんおおきなこえに、


「あつし、あつし」


ぼくは、ねてたからだをすわるたいせいにしてみた。


かげがママにそっくり。