そんな彼女達とは学校行事にも率先して参加していた。

体育祭や、合唱祭!三年間中学に通っていて私がこんなに真剣になったのは中三ぐらい。体育祭では朝連!合唱祭では男女で話し合い。びっくりするぐらい皆と向き合っていた。

その結果二つとも優勝!

涙がでるぐらいうれしかった。

担任も喜んでくれたし二人以外のクラスメイトとも笑ったり泣いたりができた一年間だった。

まぁーそんな思い出をひきずりながらも残酷なことに卒業式や受験などがせまっていた。

合唱祭でソロを歌った事もあり、音楽の先生からの推薦もありで、私は音楽科にすすみたいと現実的に考えるようになった。とはいってもまだ受験って言葉にピンときてなくて、皆が必死に志望校や、学校見学、パンフレットをみたりをしてる中で私は親友と遊んだりをしていた。

こういう時期になったら皆きっと真剣になってぴりぴりしてクラスが嫌な雰囲気になるのかなぁーなんて思ってたけど、ピリピリしてたのは大体頭がいい人ばっかりだった。

少し安心。

しばらくたって要約自分の中に受験って言葉が現実的に見えてきたのは受験一ヵ月とか二ヵ月前……。