彼女の下駄箱にいれはじめたとたん靴隠しはなくなった。しばらくは安心に、楽しく過ごしていた。彼女に何度も感謝をしながら毎日をおくっていた。

もう平気かなっと思った頃、彼女にも甘えてられないから自分の下駄箱にもどす事を決めた。まだまだこわかったのは事実だけどね……。

そう決意し、次の日下駄箱にいれ教室にむかった。心の中はどきどきでいっぱぃだった。「お願い、もうなくならないで」そう願った私の手には知らない間に大量の汗……。

そこに下駄箱をかしてくれていた彼女が教室にきた。まぁー普通に靴はどうしたの?なんてきかれて事情を話した。そして彼女は私をみて「まだこわいなら昼間みにいこうか」と言ってくれた。

どんだけいい奴だよー。

この頃の靴かくしの事は不登校の親友にも話していた。親友は「まだそんな奴いるんだぁー。うちもやられた事あるから気にしないほうがいいよ!」っと私を励ました。

まぁーそんなこんなでこわいなか過ごした昼間での時間!さっそく三人で下駄箱にみにいった。

大丈夫!絶対大丈夫!って思いたかった私。

まぁー見事に裏切ってくれたよね、この気持ち……。