結局友達には何も言えず、しばらく普通に過ごしていた。

そんなある日、朝学校にきた友達がいきなり「靴なかったけど……」と言ってきた。私と友達二人はあわてて下駄箱にむかった。…………やはりなかった……。しばらく三人で探していた。

結局ちがう下駄箱にはいっていた。しかも一足ずつ別々のとこに……。やり方きたねー。

見つけて教室にもどったのはいいもののさすがに、こう何日も続くと結構ダメージがでかかった。自分で思ってる以上に、元気なかったみたいで、友達二人は何も事情は聞かずただただそばにいてくれた。

本当にありがとう。

しばらくしたら二人がいきなり「まぢあぁーゆう事する奴ガキだよね!っつうかひま人ぢゃない?もう中三なんだからそう事やめろよって感じだし!」と言い始めた。まぢ感謝……。泣きそうになった。そのあと一人が、「うちの下駄箱にいれな!靴なかったらきずくし、うちと一緒ならとらないはずだから!」と言ってくれた。私はその言葉に素直に甘え、その日から彼女の下駄箱にいれることになった。

もちろん靴が隠されていた事を親にも担任にも話せなかった。