そんな心の葛藤がありながらついに決心した!

メンバーからぬけよう。嘘をつき続けるのもいやだったし何より彼女の悪口をもう笑って聞き流せなくなっていた。

彼女とはたわいもない話でも楽しいし、何より自分が気を使ったりしていなかった。

……居心地がよかった……。

彼女と友達でいたい。そう強く願えば願うほどメンバーに話すのはこわかった。女同士では大体グループからぬける時、あるいはじみな奴とからみはじめた瞬間、仲間ではなく敵になるらしい……。同時に省かれる。

そんなくだらない決まり事にいらだちながらも自分がはぶりの的になるのはものすごく恐かった。

結局一番弱い自分……。

決意をした放課後。いつものように一緒に帰ろうとした時きりだした。

これからはあの子とつるんでいくから……。かっこ悪い事にその発言をしてからメンバーの顔をみれなかった。

あっそっとだけいわれ私をぬいた4人で帰っていった。

やっと言えた……っという安心感。その後すぐ恐怖感……。明日からがうちの勝負だ!



翌日の朝……。鏡の前で気合いをいれて家をでた私。