「湿布薬の買い置き、あったかしら?」
美代は、そわそわと席を立ち、押入の探索に隣室へ向かった。
「お母さん、いいわよ。多分、こんなことだろうと思って、持ってきてるから」
隣室に向かって珠子が声を張り上げる。
「あら、そうなの?」
戻ってきた母とコタツの中の娘は、互いの顔を見合わせて、どちらからともなく微笑んだ。
美代は、そわそわと席を立ち、押入の探索に隣室へ向かった。
「お母さん、いいわよ。多分、こんなことだろうと思って、持ってきてるから」
隣室に向かって珠子が声を張り上げる。
「あら、そうなの?」
戻ってきた母とコタツの中の娘は、互いの顔を見合わせて、どちらからともなく微笑んだ。