「そう、両親に反対はされなかったの?」
「それが反対されまくりで、こうして一人で暮らしてます。バカでしょ。」
また男が笑った、まだ若いのに一人で暮らして大変なはずなのに。
「辛くないの?」
「まぁお金もないし辛いですけど、望んだのは僕だし、絵が描けるなら今は何もいらないっす」
男の無邪気な笑い、私も昔そんなふうに笑えたのかな。
「お姉さんの名前は何て言うんですか?」
「愛心、あなたの名前は?」
「龍っていいます、ちなみに17歳です」
「年までは聞いてないわ、でも私だけ教えないのも何か悪いから、私は二十歳よ」
「やっぱり、若い人だなぁとは思ったけど、でも愛心さん、あんなこともうしないでくださいね。」
男が初めて悲しそうな表情でいった。
「それが反対されまくりで、こうして一人で暮らしてます。バカでしょ。」
また男が笑った、まだ若いのに一人で暮らして大変なはずなのに。
「辛くないの?」
「まぁお金もないし辛いですけど、望んだのは僕だし、絵が描けるなら今は何もいらないっす」
男の無邪気な笑い、私も昔そんなふうに笑えたのかな。
「お姉さんの名前は何て言うんですか?」
「愛心、あなたの名前は?」
「龍っていいます、ちなみに17歳です」
「年までは聞いてないわ、でも私だけ教えないのも何か悪いから、私は二十歳よ」
「やっぱり、若い人だなぁとは思ったけど、でも愛心さん、あんなこともうしないでくださいね。」
男が初めて悲しそうな表情でいった。