「つきましたよ」





一時間ぐらいしてついた場所は普通のアパートだった。





私は男に案内された部屋に入る、中に男はいなかった。





「もうヤるのかしら?」





「あっ、はい、お願いします。」





そういって男は椅子を持ってきて私に座るようにいってきた。





私は仕方なくそこに座る。男は鞄から何か出そうとしているようだ。





服を着たままヤるつもりなのかしら、高かったのに。





「早くして」





「はい、わかりました」




男がそういって取り出したのは、スケッチブックやパレットだった。